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autolink NS/W04-T12 NS/W04-064 カード名:戦技教導官なのは カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:3000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《武器》? TD:・・・・・・さ~て・・・・・・ それじゃあ、元気に、頑張っていくよっ! C:それじゃあ、元気に、頑張っていくよっ! レアリティ:TD C illust.藤真拓哉 基本的な性能の赤バニラだが、魔法と武器持ちなので、受けられるサポートが多い。 カード名に「なのは」?を含むので、高町ヴィヴィオのパンプを受けられる。 ・関連ページ 「なのは」?
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暁美ほむらは、未来人である。 似て非なる一ヶ月間を何度も何度も繰り返して来たのだから、その日何が起こるのかな どは始めから知っているし、何が起こるのかを知っていれば、自分のやるべき事も合理的 かつ計画的に決めて行ける。繰り返す度に多少ずれる事や変わる事もあるにはあるが、発 生する事件の軸は大抵の場合で同じなのだから、対応は容易だと思われた。 例えば、その日現れる可能性のある魔女についてだって、ほむらなら戦う前から相手の 情報を知る事が出来る。もっと身近な所で言うならば、抜き打ちテストだって魔女と同様 の理由で何も怖くはない。 戦闘に於いても生活に於いても、これ程の情報は他の誰もが知り得ないのだから、事実 として、時間を繰り返す度に、暁美ほむらは有利になっていくのであった。 だけれども、ほむらは別にこんな能力が欲しかった訳ではない。いくらやり直す事が出 来たって、いくら未来の事が分かったって、たった一つの目的を叶える事が出来ない以上、 そんなものには意味も価値も存在しないのだ。 本当にこの力に感謝出来る日が来るとすれば、それはほむらの目的が成就された時のみ。 その為にも失敗は許されない。未来を変える為の第一歩は、この日の戦いに懸かっていた。 見滝原中学校は、教室と廊下を仕切る壁だけでなく、廊下と外を仕切る壁すらもガラス 張りである。ガラスの壁は外からの景色を遮る障害物には成り得ず、西へと傾き始めた太 陽の光は、ワックスで磨かれた廊下を橙色に煌めかせながら、ほむらの目を強く刺した。 今はこんなにも眩しい黄色の空も、あと二、三時間もすれば、夕暮れとなって、茜色へ と変わってゆくのだろう。眩しい日差しも収まれば、夜は幾分か過ごしやすくはなるだろ うが、この日ばかりはそんなのんきな事を考えている余裕は無かった。 今から数時間後、戦いが始まる。 この戦いで上手く立ち回る事が出来なければ、結局今回も今までに繰り返したパターン と同じ事になるだろう。今まで繰り返した時間軸は全て、最終的にはまどかが魔法少女に なって終わってしまうのだから、今回こそは同じ轍を踏む訳にはいかなかった。 その為にも、今までの時間軸で有り得た「まどかの魔法少女化」への可能性は、片っ端 から潰してゆく。既に最初のキュゥべえとの出会いから断ち切る作戦は失敗しているのだ から、これ以上ミスを重ねる訳にもいかない。今日一日、ずっとそんな事を考えていたほ むらは、何事にも興味のなさそうな凪いだ表情は崩さぬまま、しかし心の炎は静かに熱く、 燃やし続けていた。 そんなほむらの気など知る筈もないチャイムが、一日の終業を告げるべく学校中に響き 渡って、それを合図に校舎内が一気に喧騒に包まれた。 長い授業を終えた学校中の生徒達が、一日の疲れを吐き出すように楽しそうに談笑を始 めたのだ。ある者はこの後何処へ遊びに行くかについて話し合ったり、ある者は一緒に次 のテスト範囲の勉強をしようと友達を誘ったりと、話の内容は多種多様である。 ほむらが横目に眺める鹿目まどかと美樹さやかも、そんな喧騒の一部だった。楽しそう に談笑しながら、足並み揃えて教室を出てゆく二人を確認するや、ほむらも机の上の筆記 用具と教科書を鞄へと片付け始めた。 急ぐ必要は無い。彼女らがこの後何処へ行くかは既に知っているし、そこで起こる最悪 の可能性も知っている。何も今すぐに追いかけてゆかなくとも、必要な時に必要な場所に 自分が居る事が出来れば、それでよいのだ。 「ねえほむらちゃん、良かったら今日、一緒に」 「ごめんなさい。今日も用事があるの」 最後まで聞く必要もないと断じたほむらは、にべもなく立ち上がった。 この学校の女子生徒は、隙あらば毎日のようにほむらを遊びに誘おうとする。彼女らは 所詮「転校生」という珍しい肩書きに興味があるだけで、ほむら自身に興味がある訳では ないのだろう。興味があるのだとしても、それはほむらの上辺にだけだ。 そんな奴らと過ごす時間など、それこそ授業以上にどうでも良かった。 ……だけれども、この日ばかりはいつもとは少しだけ違ったらしい。 「用事ってもしかして、魔法少女のお仕事?」 この教室内で、ほむらが魔法少女だと言う事を知っている人間などは数える程しかいな い。この瞬間まで興味も持たず、見向きもしなかった女生徒を、横目にちらと見遣る。 そこで微笑んでいたのは、二つに結んだ栗色の髪の毛の持ち主……高町なのはであった。 出た、と思った。高町なのはは、ほむらにとっての最大のイレギュラーである。まどか や魔法少女に関わっている以上、捨て置く事も出来はしないし、かといってほむらは彼女 の情報をほとんど何も知りはしない。それでも彼女との会話を試みようとすれば、自分の ペースを見失いそうになる事があって、気に入らない。 正直な話、出来ればこんな重要な日に関わっていたくはない人間であった。 故にほむらは、最初からそこには誰も居なかったように、誰からも声を掛けられてなど いないように、無視を決め込んだ。何事も無かったかのようになのはの横を通り抜けて行 こうとするが、やはりというか案の定というか、そのまま素通りなど出来はしない。 「ちょ、ちょっと待ってよ!」 なのはの横を一歩通り過ぎた時点で、ほむらはその腕をぐっと掴まれた。なのはとて身 体の細さはほむらとさほど変わらない筈なのに、華奢な外見によらずその力は強い。流石 に無視するのは不可能であると悟ったほむらは、なのはには背を向けたまま口元を歪めた。 「……何かしら。用事があると言ったはずだけれど」 「え、えーっと……ごめんね、ほむらちゃん? でもそれって、魔法少女のお仕事だよね? それなら、私も一緒にいちゃ迷惑かなあって思って……」 「迷惑よ。足手まといは必要ないと言ってるの」 「あ、足手まといって……!!」 凪いだ瞳でなのはを見遣れば、なのはは強い意志を持った瞳でほむらを見返した。 まるで言っても聞かない子供のようだった。なのはと言葉を交わした数は少ないが、そ れでもほむらは、十分過ぎる程に彼女の異質さは実感している。 なのはは「ほむらと友達になりたい」などと言っていたが、恐らく本気でそう思ってい るのだろう。どんなに邪険にあしらわれても、なのははほむらと友達になれると信じてい るのだろう。 まどかを除けば、彼女は今までの時間軸で一度も出会った事の無かったタイプの人間で ある。実際、この時間軸のみで語るならば、なのははまどかよりも優しく接してくれる。 それに対して嫌な気などはしないが、そんな相手には尚更どう接すればいいのか分から なくなるのだった。そもそもほむらはまどかの優しさすらも突き放して何度も時間を繰り 返して来たというのに、今ここでなのはに優しくされたからといって、それに甘えてしま うのは違う気がするし、何よりもそれはまどかを裏切る気がして、良い気分ではない。 「……分かったなら離して。あなたと遊んでいる暇はないの」 「ほむらちゃんってば、ひっどい! 私、これでも結構役に立つんだよっ!?」 ほむらの苛立ちも知らず、なのはは唇を尖らせて子供っぽい怒鳴りを上げた。 魔法少女ですらない女が一体どうやってほむらの役に立つというのだろう。どう考えた って足手まといにしかならないのだから、そんな滅茶苦茶な事を言われても困る。 なのはの無力を説明してやるのも面倒に思えたほむらは、嘆息して、次に周囲の視線に 気付いた。教室に残っていた生徒達の視線のほぼ全てが、ほむらとなのはに向けられてい たのである。 それまで周囲で談笑していた生徒達も、そればかりか偶然教室の前を通り掛かっただけ の生徒ですらも。皆してほむら達二人をちらちらと眺めながら、ひそひそと何事かを話し ていた。 その中の一人と視線を合わせれば、慌てた様子で視線を逸らされた。 現状を纏めてみる。事情を知らない周囲の生徒からすれば「友達を作らない孤高の転校 生が、クラスでも割と人となりが良いと評判の女の子と揉めている」という事になるのだ ろう。 一応なのはの事は軽く調べているので、彼女がクラス内で如何に人望があるかも知って いる。なのはは誰に対しても優しく接するのだろうし、理不尽な我儘を言う事もない。そ の言い分にはいつだって筋が通っているのだから、なのはと喧嘩をしたいと思う生徒は居 ないらしい。寧ろ大体は、望んでなのはと友達になろうという生徒の方が多いようである。 何にせよ、このままではなのははほむらの腕を決して離さないだろう。そうしている限 り時間は無駄に過ぎてゆくし、何よりも話題に飢えた生徒達にとっては恰好のネタ話だ。 重要な戦いを前にして、これ以上下らない事に神経をすり減らしたくは無い。 ほむらは小さく息を吐いて、呆れたようになのはに向き直った。 「いいわ……少しだけなら付き合ってあげる」 「本当に? ありがとう、ほむらちゃん!」 了承を得た途端に、なのはの表情がぱっと明るくなった。 腕に込められた力が緩められ、心の底から嬉しそうな表情でほむらの横に並ぶ。 高町なのはの当初のイメージは、腹の読めぬ達観した人間、といった所であったが、ど うやらそれだけではないらしい。やけに悟った部分があるかと思えば、まだ未成熟であど けない部分があったりと、本当にこの女は訳が分からない。 だからこそ自分はこの女のペースに飲みこまれてしまうのだろうか。もしもこれが全て 計算の上で成り立った人格形成だとするならば、彼女はやはり油断ならない相手である。 そんな事は万が一の可能性ではあるが、一応警戒はしておいた方が良さそうだなと、ほむ らは思った。 ほむら達が通う中学は、海鳴市内の見滝原という小さな町に存在する。 見滝原と言えば、ほんの二十年も前まで遡れば、何の変哲もない小さな町だった。特に 目立った施設がある訳でもないし、とりわけ知名度が高かった訳でもない。日本中何処を 探したって幾らでも見付かる、普通すぎるくらいに普通な町であった。 無理くりにでもその利便性を挙げるとするならば、ビルが立ち並ぶ海鳴の都心に近いと いう事くらいだろうか。その影響もあって、なのはの実家がある藤見町と比べれば、些か 遊びに来る若者も多いか、という程度のものだった。 ところが、近年になって、見滝原の開発は急速に進んだ。海鳴の中心部と比べても引け を取らない程に近代的な建造物が次々と建てられ、それからというもの、目覚ましい勢い で人が集まるようになっていった。 その結果の一つとして真っ先に挙げられるのが、見滝原中学校だ。 見滝原中学校とは、数十年前、この町で一番最初に開校された私立中学である。 学力ランクで言うならば、それなりの上位校。受験する者も毎年大勢いるが、合格して この学校に通う資格を得る事が出来る生徒は、その半分にも満たない。小学生時代までな のは達が通っていた聖祥大学の付属中学よりは幾らか上のランクに位置する中学だった。 また、私立中学であるが故、学費は当然公立中学よりも高くなる。そんな事実もあって、 この学校に通う生徒も割と裕福な家の子が多く、競争率の高い受験戦争を勝ち残って来た 生徒を多く抱えた見滝原中は「ちょっとしたお嬢様学校」などと呼ばれていて、この学校 に通う事自体が、一種のステータスでもあるのだった。 さりとて、歴史が古いと言うことはつまり、校舎の老朽化が他よりも進んでいるという 事でもある。そんな折、町の開発の波に乗った見滝原中学は、校舎全体を改築し、一気に 近代都市に相応しいだけの最新設備を備えた学校へと変貌を遂げたのだ。 一通りの最新設備は全て揃え、併せて学科をも増設した見滝原中学のネームバリューは 一気に跳ね上がり、その校舎の美しさも手伝って、生徒数……ひいては、町内の人口も増 大。結果として、中学校の改築は、見滝原町全体に大きな利益をもたらした事になった。 今となっては見滝原は若者が集う町としても有名で、さやかやまどか達も、休みの日に は一緒に都心部まで遊びに行く事もあるようだった。 ほむらは今聞いて知った事だが、なのはの実家は隣町で、学校からはほんの十数分程度 歩けばすぐに到着する距離らしい。故に、少しくらい遅くなっても、終電を気にしたりす る必要はないようで、なのはとしても見滝原で遊ぶのは気が楽だと言う事だった。 二人はそんな他愛もない話をしながら見滝原の駅前まで徒歩で向かい、一件のファース トフード店に入店した。 駅前のファーストフード店と言えば、放課後の中高生の憩いの場である。当然この時間 帯は近隣の学生達でごった返していて、人混みをあまり好まないほむらにとっては、あま り長居をしたい場所とは言えなかった。 居心地悪そうに周囲を見れば、見滝原の生徒もちらほらと見掛けた。しかし、その中に ほむらが知っている生徒は居ない。幾分か気が楽になったほむらは、二人用のテーブル席 に腰掛け、買ったばかりのジュースのカップにストローを突き刺した。 「……悪いけど、あまり時間がないの。用件があるなら手短にお願いするわ」 「うーん、用件って程でもないんだけど……前にも言ったでしょ、お友達になりたいって」 「それだけじゃないでしょう。本当の狙いは私の目的を知りたいからって所かしら」 「それも全くない訳じゃないけど、それ以上にお友達になりたいって気持ちは本当だよ?」 「……どうかしらね」 面白くもなさそうに、ほむらはストローに口を付けた。 なのはは、こういう人間だ。それが心の底からの言葉なのかどうかは別として、少なく ともほむらがこれまで接して来た高町なのはは、こうだった。 掴みどころがなくて、何を考えているのかも計り知れない。その上友達になりたいだな んて浮ついた言葉を恥ずかしげもなく言う辺り、子供らしいのか大人らしいのかも分から ない。存在自体がイレギュラーである高町なのはは、その人格もまた、ほむらにとっては 理解に苦しむイレギュラー―変わり者―であった。 そんな高町なのはが、何かに気付いたように手を叩く。 「あっ、そうだ、ほむらちゃん!」 「なにかしら」 「良かったら、アドレス交換しようよ」 「アドレス……? どうして?」 「んー……どうしてって、そんな難しい事訊かれても困っちゃうなぁ」 なのははにゃははと苦笑いをして、本当に困ったように指先で額を掻いた。 どうやらクラスメートにアドレスを訊く事の意味を問うのは、難しい事であるらしい。 そもそもほむらには、今まで誰かとメールアドレスを交換したという経験がほとんどな い。今時の若者は皆、メールでやり取りをするのだという事くらいは知って居たが、ほむ らにはメールアドレスを交換してまで話したいと思う友達などはいない。故に携帯に登録 されている電話番号なんて親や学校くらいしかないし、それはどちらも頻繁に連絡を取り 合う類の相手ではない。 ほむらにとって、携帯電話という道具は無くても構わない程度の認識でしかなかった。 「えっと、ほら、私達って一応クラスメートだし」 「クラスメートだと、アドレスを交換するのは普通なのかしら?」 「だって、いざという時に連絡が取れないと困っちゃうでしょ」 「そうかしら。私は別に困る事なんて何もないけれど」 「ふぇぇ……ほむらちゃんってば意地悪だよぉ……」 あどけない子供のように唇を尖らせて、なのはは不機嫌そうに呟いた。 自分の返答の何が意地悪で、なのはは何に対してそんなに不機嫌そうにしているのかが、 ほむらにはさっぱり分からなかった。どうやら、善くも悪くも、ほむらの認識は他の人間 とは少しばかりズレているらしい。 暫し考えるが、なのはの反応に納得の行く答えなどは出なかった。だけれど、別にどう でもいい事かと考えるのを止めて、ほむらは鞄から携帯電話を取り出した。 メールのやり取りを頻繁に行うかどうかはまた別の問題として、アドレスを交換するく らいならば自分に損失はない。あまりしつこいメールが送られて来るようなら、アドレス を変えてしまえばいいだけの話だ。 ろくに使用されていなかった携帯電話は新品同様で、ストラップすらもつけては居なか った。折り畳み式の携帯を開いて、十字のキーを操作して……二度三度、ぽちぽちとボタ ンを押すが、それ以上ほむらの手は動かなくなった。 さて、アドレスの交換とは、つまり何をすればいいのだろう。紙にアドレスを書くのだ ろうか。否、今の時代はそんなアナログな手法は取らない筈だ。それくらいは携帯電話を ろくに使わないほむらにだって分かる。 ほむらにとってはもうずっと過去の話、かつて繰り返した時間軸において、まどか達と アドレスを交換した時の事を思い出そうとするが、あの時も携帯の操作は全て彼女らがや ってくれたのだから、アドレス交換の手順などほむらの知る所ではない。 少なくとも、皆がそれぞれの携帯のボタンを操作して、数秒と掛からずにアドレス交換 が終わっていたような覚えはある。 そもそもの話、ほむらは元より他人と積極的にコミュニケーションを取れるタイプの人 間では無かった。まどかと出会うまでは気の許せる友達なんて一人も居なかったのだから、 携帯電話の扱い方など熟知していよう筈もない。 涼しげな表情は崩さずに、しかし動かなくなってしまったほむらの顔を、なのはが覗き 込んで来た。 「どうかしたの、ほむらちゃん?」 「アドレス、交換してもいいけれど……」 「本当に!? やったあ! ありがとう、ほむらちゃん!」 「え、ええ……別にこれくらいなら礼には及ばないわ」 「それじゃあ、私が受信するね?」 「………………」 言葉の意味が分からなかったほむらは、何も言わずに携帯の画面から視線を外してなの はを見た。「受信」と言う言葉の意味は分かるが、この状況下における「受信」が一体何 を意図したものであるのかが分からなかったのだ。 だけれども、なのははそんなほむらなど意にも介さず、嬉しそうに携帯電話を操作して ゆく。小さな携帯のパネルの上を、滑るようにして動くなのはの指は相当に速い。かなり 手慣れた手つきだった。 やがて、数秒と待たずになのはの携帯のイルミネーションが点滅を始めた。なのははそ れを垂直に持ったままほむらの眼前へと差し出すが、その行動の意味が理解出来なかった ほむらは、何をするでもなくなのはの顔を見詰める。 「えっと……ほむらちゃん?」 「……ごめんなさい。携帯の操作に慣れていなくて」 そう言うと、なのはが「プッ」と小さく吹き出した。次いで、心の底から愉快そうに笑 い始める。周囲の迷惑にならない程度に声を上げて笑うなのはの楽しそうな表情が、笑う 事を忘れたほむらには理解出来なかった。 だけれども、何となく不愉快ではあった。何がそんなに面白くて笑っているのかは知ら ないが、何となく、友達が少ない事を笑われたような気がして、ほむらは図らずも機嫌悪 そうになのはを睨んだ。事実、ほむらには元々友達が居なかったのだから、そこに触れら れて嬉しい訳がないのだ。 ほむらの険悪な表情に気付いたなのはは笑うのを止めて、申し訳なさそうに両手を合わ せた。 「にゃはは……ごめんね? ほむらちゃんも可愛いところあるんだなあって思ったの」 「別に……携帯が使い慣れない事の何が可愛いというのかしら」 「もう、そんなに尖らないで。ほら、私に貸してみて?」 「あっ……ちょっと……っ」 身を乗り出したなのはが、ほむらの返事などは待たずに、携帯電話をひったくった。 携帯のほむらに画面を見せるように持って、なのはが軽く十字キーを押す。一定時間操 作されず、真っ暗になっていた携帯電話の液晶画面に、再び待ち受け画面が表示された。 最初から携帯のデータ内に入っていた、初期設定の待ち受け画面である。 それから、見慣れない画面を数回経て、あっと言う間に「赤外線送信」と表示された画 面を表示させた。なのははこの画面までの道のりを分かり易く説明してくれたつもりらし く、この画面までの行き方は、携帯に疎いほむらにも理解出来た。 促されるままに、ほむらはなのはから返された携帯を垂直に構える。なのはもまた、そ れとは並行に携帯電話を構えると、数秒と経たずにほむらの画面に「送信しました」と表 示された。どうやらこれで、携帯のアドレスを送信出来たらしい。一瞬である。 「あなた、使い慣れてるのね……携帯」 「にゃはは、小さい頃からこういうのは大好きだったから。家電量販店にも良く行くんだ」 そう言いながら携帯電話を見せて笑うなのはは、本当に楽しそうだった。 自分の話をする事が楽しくてたまらない。それが他人の役に立つ事であるのなら、尚更 嬉しくなる。なのはの顔にはでかでかとそう書いているような気がして、表情には出さな いまでも、少しだけおかしくなった。 だけれども、そんななのはは、ほむらとはやはり何かがずれているのだと思う。 人の為に笑う事なんて、ほむらはもうとっくの昔に忘れてしまったのだ。 なのはは楽しそうに「物心ついた時から機械いじりが好きだった」とか「家電量販店に いると落ち着く」とか、そういう他愛もない話を聞かせてくれるが、ほむらは凪いだ気持 ちでそれを聞き流すくらいしか出来はしない。 何度も何度も、数え切れない程に絶望の未来を見て来たほむらは、色んな意味で、彼女 らと同じ時を生きてはいないのだ。楽しそうに話してくれるなのはには悪いが、例え周囲 がどんなに嬉しそうに笑っていたって、自分も一緒になって笑おうなどと思える筈もない。 この通り、ほむらの心と時間は気付いた時にはもう、ずっとずれてしまっていたのだ。 それも全てはまどか一人の為であるが、いつの日かまどかと共に明日を迎えられる日が訪 れたとして、ほむらはまどかと一緒に笑う事が出来るのだろうか。 全てが終わって、希望の未来を掴み取ったとしても、まどかにどう接すればいいのか、 今よりももっと分からなくなってしまうのではないか。 そんなとりとめのない事を考えるが、どんなに考えたって、そんなに先の事は見えなか った。ほむらが今考えるべきなのは、全てが終わった後の事では無く、全てを終わらせる 為に何を成すかであり、それはまさしく、今なのだ。 今日の戦いは、その為の重要な一戦だ。その為にも、こんな所でこれ以上下らない日常 会話に割く時間などはない。楽しそうにお喋りを続けるなのはには悪いが、ほむらは静か に席から立ち上がった。 「ごめんなさい。そろそろ時間だから、行かないといけないの」 「えっ……あっ、ごめんね? 私、そんなに長いこと話してたかな……」 「ええ、それなりに……けど、楽しかったわ。ありがとう」 本当は真剣に話を聞いていた訳ではないし、内容だって要所要所しか覚えてはいないが、 ありがちな社交辞令を述べて、ほむらは踵を返した。別にこちらから望んで嫌な奴だと思 われる必要もないだろう。 店内入口付近に設けられたダストボックスの前で立ち止まり、紙カップを処分する。カ ップと氷を分けて捨てながら、ちらと横目に見れば、高町なのはもまた自分の分のトレイ を持って、慌てた様子でほむらを追い掛けようとしているようだった。 想像通りといえば想像通りだった。内心で軽く呆れながらも、ほむらは店を出て歩き始 めるが、数秒と経たずになのはに追い付かれた。 「ねえ、ほむらちゃん!」 「急いでいるの。悪いけど、止めても無駄よ」 「ううん、止めないよ。だけどせめて、着いて行くくらいならいいでしょ?」 本当に面倒臭い女だと思った。多分、高町なのははどれだけ言って聞かせた所で、今の 姿勢を崩しはしないのだろう。これから魔法少女として戦いに行くのだと知られている以 上、彼女はどうしたって着いて来る。 一緒に過ごした時間は少ないが、それくらいはほむらにだって容易に想像出来た。 「あなたの命まで守り切るだけの余裕はないかもしれないけれど」 「それでもいいよ。こう見えても、私は自分の身くらいは自分で守れるから」 「そう……なら勝手にしなさい」 「いいの!?」 「どうせ言っても聞かないでしょう」 「うん!」 ほむらは小さく嘆息し、極力これ以上はなのはの事を考えないようにしようと思った。 早歩きで歩き続けるほむらに、同じく早歩きで追随しようと頑張るなのはという光景は、 どこか奇妙で、どうにも近寄り難い雰囲気を漂わせていた。 * * 辿りついた場所は、見滝原総合病院だった。 なのはが小さい頃から通っていたのは、自宅からの距離が最も近い海鳴総合病院だ。そ れ故、なのはが見滝原総合病院に訪れたのはこれが初めてになるのだが、ついつい海鳴総 合病院と見比べてしまって、こんなに大きな病院だったのかと驚きを隠せなかった。 町ぐるみで開発を推し進めた見滝原は、今や他のどの町にも劣らない大都会と言って差 し支えはない。そんな大都会に存在する病院がそこらの病院よりも劣っている訳も無く、 この病院もまた、見滝原中学と同じくして建て直され、最新の設備が取り入れられた病院 であった。 迷いなく進んでいくほむらは、見滝原総合病院にどんな用事があるのかと尋ねても、答 えてくれようとはしなかった。もしかしたら、この病院にほむらの大切な人が居て、その 人の為にほむらは戦っているのだろうか。そんな疑問も浮かぶが、それはすぐにただの勘 違いであると知る事になる。 ほむらが立ち止まったのは、見滝原総合病院の駐輪場だった。そこには誰がいる訳でも なくて、ただ色取り取りな自転車が一定の間隔で並んでいるだけだった。こんな所に一体 何の用事があるのかとほむらを見遣れば、ほむらは何も言わずに空間に門を作っていた。 それが魔女空間に侵入する為、魔法少女が作り出す魔法の門であるのだという事は、こ こ数日の間、マミに付き合って魔女空間に入る事もあったなのはも既に知っている。 「ほむらちゃん、もしかして、最初からこれに気付いてたの……?」 「そうでなければ、ここには辿り着けないわ」 最初からほむらは、ここに魔女が結界を作る事を知った上で、それを討伐する為にこの 病院へ訪れたのだという。見た所ソウルジェムを使う事もなかったし、一体どうやってそ れを感知する事が出来たのかは分からないが、どうせそれについて質問した所で、ほむら は決して多くは語ってくれないのだろう。 なのはもそれ以上質問をすることもなく、ほむらと共に魔女空間への門をくぐった。 前話 目次 次話
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一番頑固なのは? 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 "楠直樹" 0 (0%) 2 "丸石宏達" 0 (0%) 3 "高濱和嗣" 0 (0%) 4 "杉原秀理" 0 (0%) 5 "蔵田智之" 0 (0%) 6 "谷田昌弘" 0 (0%) 7 "浦本拓実" 0 (0%) 8 "石田裕" 0 (0%) 9 "河野彩華" 0 (0%) 10 "田辺麻純" 0 (0%) 11 "木村あゆみ" 0 (0%) 12 "岡部悠希" 0 (0%) 13 "喜田美佳" 0 (0%) その他 投票総数 0 名前 コメント
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魔法少女リリカルなのは 登録日:2010/04/13 (火) 01 29 34 更新日:2014/07/06 Sun 02 08 41 ▽タグ一覧 魔法少女リリカルなのはモチーフ もともと、現在は終了した企画であるOMEGA WARSに参戦させることが決定していたし、元々名前くらいは知っていたのだが、ROZEN戦記で大量に使われていたのを見て全作視聴に踏み切った。 特に個人的にはまったのが第二期のA‘sで、アニメ見ながら涙がボタボタ落ちると言う事態は後にも先にもこれしかないだろう。ローゼンメイデンなども泣いたが、涙が落ちるほどではなかった。 そして、この中からヒアギーノ・キトゥリン、アロトーア・シャノーと並ぶ白銀最大のヒロインも誕生することになる。 作品を一通り見終わった段階で、まず抜擢が決まったのがシグナムだった。彼女を見た瞬間「剣術の達人で長髪、ロイゲールそのものじゃないか」と判断、即座に決定、セグノール・ヴァントとなっている。元キャラの実力を考えれば、アロトーアの部下にされてしまったのは不幸だったが、シャナモチーフのアロトーアよりも大人っぽさが感じられることから、相談役としての地位も持たせているし、一大エピで役割も持たせている。 次いでできたのがヴィータ。名もヴィルフ・グライゼンとなんだかそのまんまな上に男っぽく、ちょっと名付けにはしくじったかもしれない(汗)。ただ、作った時点ではいまいちキャラの掘り下げが足りなかったかなぁ、と特にPSPのゲームが出てからは反省気味だ。シグナムことセグノールの同僚ではあるが彼女には過去エピも含め、実はしっかりと掘り下げていきたいキャラでもある。 更には医務官としてシャマルがクルーラ・シェミルとしてできた。ちょうど、スピオアレス種を考案した頃で、真っ先に作られたのが彼女。癒やし能力を持つ人間ならあまるほどいるはずなのに、真っ先に作られたのだから当時どれだけマイブームだったかが分かる。白銀の古参キャラ、セリヴェール・シャルビーとくっつくと言う役回りまで持たされた破格厚遇。なぜそうしたかは自分でもよくわからないけど、個人的に医師という職業に対する評価が高いからだと思っていただきたい(汗) その後、いったんフェイト(&アルフ・ザフィーラ)なども作ってみたのだが、どうもアロトーアと比べて役回りが弱く、キャラ的印象も強くなく、他のキャラもいまいち編みこめなかった。 だが、2009年8月、二人の水銀燈(マクリーン・パムラ&メルゴール)を逝かせて新たな闇羽根の最強戦士を作れないものかと考え始めたのがターニングポイントになった。 ユピテイル・エルザールが3対羽根の高位戦士であることから、だったら、光より難しい闇の羽を3対作ったらすごい戦士じゃないかという無茶発想で、どんなキャラにしようか…と考えながら、近所の坂道を自転車で登っていた時のこと。思わず「いた!!」と絶叫したことを覚えている。 闇羽根3対天使なら、とびきりのお気に入りがいた。A’sから登場したヒロイン、史上初めて「一人で白銀を泣かせた女」八神はやて(戦闘形態)である。 瞬時に彼女には「祝福の風」からブリゲイヌ・エルザールの名がつけられ、彼女をベースに設定はドカスカと肥大して行き(Gma氏が役割を与えてくれたことも大きいが)、もはや白銀にもとめられないほどの一大ヒロインになっている。マクリーンはイリアステ・スノーアをいじり過ぎ(こちら参照)とGma氏は思っていたらしいが、事後的ながら娘がここまでになるならこれもありとも思ったらしい(爆)書いた時点ではそこまでの構想はなかったんだけどね(をい) さらに、別に作っていたフェイトに、ちょうどよい種族ができていた。「波動物質化による最強種族」ベルクリットで、彼女が武器をあれこれと変形させるさまからベルクリットへの大幅格上げが決まり、更に「白銀キャラ最強」ができた際、原作フェイトらしく「通常の自然の摂理と違う生まれをした」という設定まででき、今の所3人の中で結構中心的に動くキャラとなっている。 そうすると、どうしても作りたい高町なのはだったが、これが浮かばなかった。人間型で巨人ではない戦士にもなれる種族…と思ってふと浮かんだのが、ネットの一部界隈で用いられる彼女のあだ名「白い魔王」。そうだ、魔族ならと考え生まれたのが、「神族なのに闇」のブリゲイヌと対、「魔族なのに光」のリブゼラジルである。 クロイティス大戦でこの3人がどれだけ活躍するか今から楽しみである。 もちろん、主要キャラだけではない。 実は女の子勢よりお気に入りなクロノ・ハラオウン。なんと惑星ロイガードで最後の艦隊総督に抜擢。 なのはの幼馴染役?ユーノ・スクライアは現在サドシェロア地区(アトラス・テクトラクタ)の学芸員となっている。 エリオとキャロのフォワードの子ども二人も、既に存在するキャラに重ねる形で採用の予定だ。 スバルとティアナ、更にスカリエッティなどは、飛石氏が先を越している。もっとも、ナンバーズなどは今後考えていきたいところ。 また、ゲーム版に登場した新キャラ、なのはの偽物(?)である「星光の殲滅者」はクロイティス銀河大戦でリブゼラジルと激突することが内定しているストロビナスとなっているほか、「雷刃の襲撃者」はスティンゲル・パローヌの姉、リトフィクス・パローヌとなっている。 また、最近はヒロインたちが戦士でなく育っていたら?と妄想することも増えており、その一例として、「魔法を力を手に入れなかったなのははどうなっていただろう?」「皆が戦士系の仕事をしていなかったらどうだろう?」と考えるようになり、その第一号キャラが、「喫茶店の娘」高町なのはをモチーフにしたエニエット・コルリフネとなった。 ちょうど、ネットの一部で「白い魔王」の呼称に断固反発する勢力がいたのも、そのインスパイアに影響している。 現在も漫画の方では連載が進んでおり、今後の設定充実に小さからぬ役割を果たすことが強く期待される。 Gma氏の方も映画を見て(全作見たりしている訳ではないようだが)レイジングハートなどを参考に装備を考案したりしており、魔法と科学の融合という視点からこの世界を興味深く観察しているようだ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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魔法少女リリカルなのは~前編~ 魔法少女リリカルなのは~中編1~ 魔法少女リリカルなのは~中編2~ 魔法少女リリカルなのは~後編~ 魔法少女リリカルなのは~あとがき~ 魔法少女リリカルなのは/夜天秘話─The Redeliions of Anthem─ 第一話 始まりの鐘 第二話 追憶の者 第三話 孤独な魔剣士 第四話 不幸な者、幸福な者 第五話 機動六課、再び 第六話 Crise In Vain 第七話 優しさはその手に 第八話 雷の反逆者 第九話 とある一日、目覚める記憶 第十話 やり残したこと 第十一話 出撃 第十二話 約束 第十三話 リィンフォース 第十四話 不器用な愛、忍び寄る終焉の足音 第十五話 タナトス 第十六話 空いた心 第十七話 姉妹の絆 第十八話 弱き心 ________
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▽タグ一覧 アニメ素材 ツインテール パンツ 悪魔 白色 茶髪 音MAD素材 魔法少女 ニコニコで【魔法少女リリカルなのは】タグを検索する 概要 魔法少女リリカルなのはとは、同タイトルのTVアニメをはじめとする、戦闘系魔法少女の礎を築いたメディア作品である。 ニコニコ動画ではでは「・・・少し・・・頭冷やそうか・・・?」いうセリフが有名 パンツめくれぇ
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キャラクター別SS追跡表 シグナム No. タイトル 作者 登場人物 022 烈火の爪(れっかのそう) ◆G/G2J7hV9Y シグナム、アナゴ 036 パラレルワールドって怖くね? ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 057 Double-Action Rascal formDouble-Action Rascal form(後編) ◆nkOrxPVn9c スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 100 MURDER×MURDER(前編)MURDER×MURDER(後編) ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、衝撃のアルベルト 115 Survivor Series ◆EKhCqq9jsg シグナム、衝撃のアルベルト、アルフォンス・エルリック、スバル・ナカジマ 127 不都合なものは見えない ◆X5fSBupbmM 結城奈緒、ラッド・ルッソ、シグナム スバル・ナカジマ No. タイトル 作者 登場人物 036 パラレルワールドって怖くね? ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 057 Double-Action Rascal formDouble-Action Rascal form(後編) ◆nkOrxPVn9c スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 100 MURDER×MURDER(前編)MURDER×MURDER(後編) ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、衝撃のアルベルト 115 Survivor Series ◆EKhCqq9jsg シグナム、衝撃のアルベルト、アルフォンス・エルリック、スバル・ナカジマ 128 私にできること/一緒にできること ◆X5fSBupbmM 赤木しげる(19歳)、南春香、スバル・ナカジマ、涼宮ハルヒ、園崎魅音 セフィロス No. タイトル 作者 登場人物 030 夜天の天使、飛び立つ ◆0O6axtEvXI セフィロス 040 Advent:One-Winged AngelAdvent:One-Winged Angel(後編) ◆9L.gxDzakI 柊かがみ、高町なのは(StS)、セフィロス 048 小早川ゆたかの遺言 ◆vUo//O.X1M 小早川ゆたか、セフィロス 高町なのは(StS) No. タイトル 作者 登場人物 011 めぐりあう双星 ◆DiyZPZG5M6 柊かがみ、高町なのは(StS) 040 Advent:One-Winged AngelAdvent:One-Winged Angel(後編) ◆9L.gxDzakI 柊かがみ、高町なのは(StS)、セフィロス 055 K-パックス ◆BOMB.pP2l. 柊かがみ、高町なのは、前原圭一(やる夫) 096 悲しみは絶望じゃなくて明日のマニフェスト ◆EKhCqq9jsg 柊かがみ、高町なのは、前原圭一(やる夫) 099 涙の誓い(前編)涙の誓い(後編) ◆DiyZPZG5M6 小早川ゆたか、6/氏、泉こなた、柊かがみ、高町なのは(StS)、前原圭一 フェイト・T・ハラオウン(StS) No. タイトル 作者 登場人物 027 救いを求めるその相手 ◆0O6axtEvXI フェイト・T・ハラオウン(StS)、熱血王子 067 彼女のフラグ取捨選択 ◆UcWYlNNFZY 素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 074 Welcome to this crazy Time ◆EKhCqq9jsg 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 076 夢のかけら ◆nkOrxPVn9c 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 082 ……も死んだし、そろそろ本気出す ◆LcLEW3UbhI 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 098 飢え「無我夢中」の無礼講 ◆EKhCqq9jsg 赤木しげる(19歳)、南春香、フェイト・T・ハラオウン、赤木しげる(13歳)、南千秋、素晴らしきフラグビルド 103 Ego-Eyes Glazing OverEgo-Eyes Glazing Over 後編 ◆nkOrxPVn9c 武藤遊戯、熱血王子、赤木しげる(19歳)、南春香、フェイト・T・ハラオウン 遊城十代 No. タイトル 作者 登場人物 005 忘却の決闘者 ◆0O6axtEvXI 遊城十代、忘却のウッカリデス 053 毒をもって毒を制す ◆KuKioJYHKM 遊城十代、忘却のウッカリデス、小早川ゆたか 085 大都会交響楽大都会交響楽(中編)大都会交響楽(後編) ◆BOMB.pP2l. 地球破壊爆弾No.V-7、泉こなた、6/氏結城奈緒、忘却のウッカリデス、遊城十代阿部高和、ラッド・ルッソ、桂言葉、真・長門有希
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魔法機甲戦記リリカルなのはシリーズ (C)サンライズ (C)なのはPROJECT 作品リスト一覧 魔法機甲戦記リリカルなのは 魔法機甲戦記リリカルなのはA s 魔法機甲戦記リリカルなのはStrikerS 魔法戦記リリカルなのはForce 魔法機甲戦記リリカルなのはvivd 魔法機甲戦記リリカルなのはX 公式サイトリンク 魔法少女リリカルなのは 魔法少女リリカルなのはA's 魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔法少女リリカルなのはForce 魔法少女リリカルなのはvivd 魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st. 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's
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298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 51 34.15 ID pdQwQo8E0 リリカルなのは 魔法少女は誰かを争う。 魔法の呪文はリリカルマジカルルルルルみたいなやつ。 最終話で、本当の魔法少女なのはテレビの前の君かもしれないという テーマを残して終わる。 819 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/01(木) 02 08 38.78 ID +DrM2KFd0 魔法少女・りりかるなのは なのはは魔女になるべく近隣の魔法学園に通う そこで繰り広げられるどたばた学園ほんわかコメディ 827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/01(木) 08 26 48.07 ID weD9CH8N0 819 「なるべく近隣の魔法学園に通う」だけ見て そんなに登下校が面倒なのかと思ったぜ 882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/01(木) 10 55 13.73 ID DUwMC40Y0 魔法少女リリカルなのは 魔法少女リリカルなのはA・s ショタ化したアンドリューと国木田がアッー